VOL.2

地元起業家インタビュー
武蔵小山創業支援センター1Fのショップ、制服アイテム専門ブランド 
Lucy Pop(ルーシーポップ)の神山 太さんにお話しをお伺いしました。

品川区から世界へ『カワイイ』を発信!

『カワイイ』を発信の原点とは?

神山さんが、代表取締役である株式会社 響は、ホテルや飲食店、アミューズメントや介護施設といった企業向けユニフォームの企画・デザイン制作を主力事業としていた。女子中高生に特化した制服ブランドは、学生服メーカーとの協業やデザイン受託を視野に入れて個人事業主として創業した事業である。少子化で生徒集めに苦慮する学校側が、生徒が喜ぶデザイン性の高い制服を重視するようになってきていることを受け、特に女子中高生の生の声を聞ける交流の場である店舗を作れないかと考えた。

神山さんは、2007年、東京のビッグサイトでのイベント「東京デザインマーケット」に学生服に特化して3年間、参加をする。その2年目、たまたま授業の一環として見学に来ていた商業高校の女子学生達は、目が釘付けになった。
「このリボン、とってもカワイイ!」
これは、いけると考えた神山さんは、3年目出展の際は、リボンに特化した商品構成にした。おそらく、来るであろう女子高校生達のためにアンケートとお菓子まで用意した。神山さんの予想は的中!次の学年の同じ商業高校の女子高校生がやってきた。リボンに特化したことで、女子高校生の反応は、すこぶる良かったという。

このテストマーケティングの結果よりリボンの商品化を行い、大手チェーンストアでプレゼンテーションをした際には、36店舗で採用が決まった。また、武蔵小山創業支援センターのチャレンジショップにも応募し、見事、入居が決定し、店舗を持つことができた。
ここから女子高校生に向けて「カワイイ!」の発信が始まった。

開店準備にむけてメディアへ発信

オリジナルブランドLucy Pop(ルーシーポップ)は、リセ(フランスの高校)に通う女の子をイメージしてつくられた名前で、事業化に向けて、ブランドやロゴを考え、自分たちでマーケティングをした。初めはリボンだけであったが、高校生のニーズに合わせて、ステッカー、スクールバッグ、制服とバリエーションを増やしていき、トータルコーディネートできるような品揃えとした。

また、ファッション雑誌やテレビ局へのプレスリリース等による情報発信をすることで、オープンして1週間後には、AKB48への貸出し依頼がきたりなど、メディアを通じて、Lucy Pop(ルーシーポップ)は、瞬く間に広がっていった。

リアル世代とのコラボで、カワイイを一緒に作ろう!

マーケティングを女子中高生と一緒にしたいという想いから、品川女子学院に企画書を持ち込んだことがきっかけで、特別講座として教壇に立つことになった。この学校は、他にもジャーナリスト講座等、企業との特別講座を実施していて、いろいろな面白い試みをされている。

神山さんが担当することになった「リボンデザイン企画特別講座」は、学年主任会議や担当の先生の決定等、数々の課題をクリアし、開催が決定した。定員15名のところ、19名応募があり、開催された。
この講座では、女子中高生と3つの約束事があった。
1. カワイイを一緒に作ろう
2. 社会貢献も一緒に考えよう
3. 品川から世界へ発信しよう
みんな一生懸命で、コンセプト、デザインを考えて、試作品を作った。最後は、プレゼンテーションまで行った。外部評価も必要と考え、品川区副区長、学研のファッション誌編集長をはじめとした審査員や新聞社といった錚々たる人々の前で、みんな堂々と発表をした。モデルも全部、自分たちだけで行い、そのかわいさは、何とも言えないくらいだったと神山さんはいう。その中で、審査員長が評価したものに関しては、商品化され、海外向け通販サイトで販売されることが決まった。子供たちとの約束、『品川からカワイイを世界へ発信』できたことで約束を果たすことができた。

アイドルや世界各国のお客様とつながる

現在、武蔵小山という好立地ならではという事もあって、タレントさんがCDジャケット撮影、番組撮影、衣装合わせなどでLucy Pop(ルーシーポップ)を利用している。その際にも、フルアイテムの方が、かわいさが引き立つのでよかったと神山さんはいう。

また、ジャパニーズポップカルチャーの伝道師であるダニー・チューさんとも親しくされ、Lucy Pop(ルーシーポップ)とのコラボ制服を世界に発信している。
世界でも、フランス、イギリス、アメリカ、スウェーデン、オーストラリア、インドネシアなどの女の子たちがLucy Pop(ルーシーポップ)の制服やリボンをつけ、笑顔で映っている写真を見るととてもうれしい。もっと女の子たちの笑顔に会っていきたいと神山さんは語る。

今後の展開は?

武蔵小山創業支援センターでのショップは、3年という期限を迎えるため、今後は、ネット通販で商品の充実を行い、また、余力ができたときには、女の子たちの笑顔に出会える理想のお店をオープンさせたい。

そして、もっといろんな女の子を笑顔にさせたい想いから、子供服もやっていきたい。小学生からアレンジ次第では、女子大生まで商品バリエーションを広げていきたい。また、アイドルグループに憧れる女の子にも着てほしい。

また、大手メーカーとのタイアップ企画をしたり、女の子とコラボをして、次の商品企画もしていきたい。Lucy Pop(ルーシーポップ)が持っている、他ができない強みを生かして、今後もっと多くの女の子を笑顔にさせたい。そして、笑顔に会いたい。

まだまだ、神山さんの夢は、始まったばかり。これからも、どんどん広がっていく。

 

Lucy Pop ホームページ

 

前のインタビュー次のインタビュー

起業家インタビュートップへ戻る

  • ウーマンズ
  • ムサコ10
  • まちなか起業ステーション
  • コワーキングスペース
  • お茶の間サロン
  • メールマガジン
  • 複業について学んでみませんか?
  • 羽ばたけアントレーヌ
  • 耳よりサロン
品川区 品川区中小企業支援サイト SHIP 品川産業支援交流施設 大崎ブライトコアホール