坂本八重子さん 2期生
アーティフィシャルフラワーで起業
会社:インテリアフラワー工房 カラークリエ
起業を考え始めたころ、センター主催のセミナーと、その後の交流会に参加したことがあります。女性ばかりということで、背伸びをしなくてもいい雰囲気と、主婦・女性目線での起業に対する自分の考えを、気負わずに話せる感じ。「このセンターが行うスクールなら、自分でも通えそう!」という安心感が、ムサコへの応募を後押ししてくれました。
「本気のあなたを全力でサポート」というパンフレットのキャッチにも惹かれました。起業に関して未熟な状態でも、「本気」なら親身になって相談にのってくれる。「信頼できる」イメージを持ったんです。実際ムサコでは、個々にアドバイスをしていただける機会が何回かあり、その都度いろいろと考えさせられました。
カリキュラムの内容を見たときは正直不安で……。どれも起業には必要なんだろうけど、私にとっては未知なものばかり。でも、勉強して少しでも夢に近づきたい!そして、まだ漠然と頭の中で考えているモヤモヤしたものを、最終日の「ビジネスプラン発表」に向けてなんとか形にしたい!と思いました。
自分で支払える受講料と、通える回数も魅力でした。約3カ月間で週1回のペースなら、どんなにハードでも頑張れる!と思ったんです。提出期限付きの宿題で、ギリギリまで考えがまとまらなくて焦ったことも懐かしい思い出です。期限までに間に合わせるという、ビジネスにおいて当たり前の姿勢も問われる場所でした。
ムサコで学んだことは、起業に対する基本的な考えかたです。知識だけでなく、仕事に対する姿勢や、自分の考えを伝えるプレゼンの仕方なども含まれていて、これらはその後の展開の第一歩になりました。自分のプランがまだ固まっていなくて、発表ではしどろもどろ……という、今思い出しても恥かしい体験もありました。
ムサコは「自分が考えていること=社会・お客様のニーズ」になるか、事業として成立するかを確認する場。「自分の想いだけでは、社会に受け入れられない場合もある」という現実を知ることも大切です。「愛のあるダメ出し発表会」も刺激的でした。
ここで得たものは、起業を目指す仲間と出会えたこと。それぞれに違ったビジョンがあり、刺激を受け切磋琢磨しながら学べるのがムサコです。自分のことは見えなくても、人のことはよく見えるもの。お互いアドバイスし合うなかで見えてくるものがたくさんありました。
一緒に学んだ仲間には心から感謝しています。