VOL.1
地元起業家インタビュー
東京食品株式会社 代表取締役 稲葉文利さんにお話を伺いました。
子どもたちがすくすくと元気に育ってほしいと
願いをこめて考えられたヨーグルト
乳酸菌との出会い きっかけは?
約20年前、今では有名になったリトミックという幼児教育のPR企画していたことから、多くの子どもと接する機会を得る。まだ、乳幼児のお母さんたちのコミュニティが少ない時代に、カルチャーセンターなどに講座を広げ、結果的にお母さんたちが積極的に外に出るきっかけとなった、それが今後も起業に大きな影響を与えた。
その後、コラーゲンを研究する人と出会い、3人で製造、販売業として起業。はじめて、食品を扱うことになり、こちらも時代にマッチングし一躍有名となり売上も急増した。しかし、数年後飽和状態となり、次世代の素材開発をしなければならなくなった。そんな時コラーゲン研究チームにいた先生が、元は乳酸菌の研究員だった。
ブルガリア コーカス地方の人々がなぜ、長寿だったのか?それは、伝統的に母から子へ受け継がれているヨーグルトを食べているからだった。ぜひ、そのヨーグルトを日本でも広げて、世の中の役に立ちたいと考えるようになったという。
ヨーグルトを商品化して、起業へ
他のヨーグルトよりも健康によく、食べやすいものを目指して、ブルガリアのコーカス地方の伝統的なヨーグルトを、日本人にも合う味の乳酸菌を選んで開発、商品化を目指した。実際、研究を重ねている中で、乳酸菌には、さまざまな大きさがあり、小さい乳酸菌の方が、腸の吸収がよく、健康や美容にもいいことが分かった。ターゲットとしては、リトミックのPR活動のときにお母さんや子どもたちに携わった経験から、子どもたちがこれからすくすくと元気に育ってほしい願いを込めて、あえて、子どもにスポットを当てた。形状としては、いろいろ検討を重ねた。
みなさん、10数年前に流行したカスピ海ヨーグルトを覚えていますか?あの当時、多くの家庭で、カスピ海ヨーグルトが作られていきました。現在でも、ヨーグルトを作っている市場は、55億円の市場があるのだという。
稲葉さんは、最近のお母さんたちが、パンつくりに熱中しているところからヒントを得て、種菌として販売することにした。開発した種菌は、発酵温度が15~40度と日本の気温に合うように作られている。しかも、安全性の検査も受け、合格した安心・安全な種菌である。
商品パッケージは、お子さん向けのかわいいイラスト入りになっている。
こうして、稲葉さんの夢の商品化は着々と進み、2013年4月品川区立武蔵小山創業支援センター1階チャレンジショップ102でお店のオープンとなった。
今後の販売展開は、まず、テレビ通販とインターネットで
多くの人に知ってもらうために、まず、テストマーケティングとして2013年6月に和歌山放送でテレビ通販を始めるのだという。並行して、インターネットでも販売を始める。製販一体型は、初めての経験だそうで、生でお客様の声が聞けるので、とても楽しみだという。現在、ヨーグルト入りのクッキーを開発中だそうで、今後の商品展開も期待される。
今後の夢
最近、アレルギーを持つ子どもが多いので、いろいろ提案していきたいという。また、お教室やセミナーを開催して、ヨーグルトを使った料理やお菓子のレシピ紹介や、ヨーグルトを食べることの良さなどを多くのお母さんに伝えていきたいと考えている。
最後に・・・
カスピ海ヨーグルト歴12年のおおはらが、
『王様のヨーグルト』種菌で、ヨーグルトを作りました。
出来上がるまでの時間は、教えていた時間通りに出来上がりました。さっぱりとしていて、酸味が少ないので、くせがなく、また甘みがほんのりあります。これは、お子さんにも、とってもたべやすいですね。甘さ控えめで食べることができるので、健康にも、お肌にも、ダイエットにもよさそうです。
みなさんも、ぜひ、お試しください!!
今でしたら、種菌購入すると、ヨーグルトを作る容器もしくは計量スプーンをプレゼントしてくれるそうです。
▶2016年2月1日より下記に移転いたします。
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