VOL.12

法人に向けて、プレゼンテーションを支援。

プレゼンステーション 代表 奥秋和歌子さん
会社員時代に、プレゼンテーション資料作成の専門セクションにいた経験を活かして起業した奥秋和歌子さん。この4月には『プレゼン資料作成のツボとコツがゼッタイにわかる本』を出版されました。出版を機に、仕事の量も質も大きく変わったそうです。

[ 企業プロフィール ]
  ・屋号:プレゼンステーション
  ・設立年月日:2013年4月
  ・URL:http://www.presenstation.com/
  ・事業内容:プレゼンテーション支援、キャリアカウンセリング、人事業務アウトソーシング

プレゼンテーションに関して、技術的なことから提案内容に関することまで
全般を支援しています。

事業の内容は主に法人向けに、プレゼンテーション支援を行っています。企画書や社内資料、プレゼンテーション用のパワーポイント資料作成に関すること全般をサポートしています。全くパワーポイントが使えない方の場合は“資料作成の代行”をしますし、ある程度は作れるけれど上手く出来ない、もっといい方法を知りたい方の場合は、“改善ポイントの指導や作り方の提案”をします。また内容を含めて相談したいという場合は“コンサルティング”という形で、目的やその提案内容をヒアリングしながら、最終的な企画書への落とし込みまで総合的に支援していくということをしています。

また企業向けのプレゼンテーション資料作成の研修なども行っています。単純にパワーポイントのテクニックだけではなく、その目的を明確にし、それを達成するためにどういうプレゼンテーションをしたらいいか、どんなシナリオを組み立てればよいかなどを含めたプレゼンテーションに関する全般的なことをお伝えしています。

「プレゼンテーション支援」「キャリアカウンセリング」「人事業務アウトソーシング」を事業の柱としていますが、企業ニーズが高いこと、また私自身の強みを活かす分野としてこの「プレゼンテーション支援」が事業の中心となっています。

  

自分がやりたいことをやるためには、自分で責任がとれる立場に行くこと、
それは起業だと思いました。

起業に至った経緯ですが、会社を辞めると決めてさて次はどうしようと考えた時に、自分のやりたいことをやるためには、転職ではなく起業だと思いました。会社にいると会社の思惑で動くことが多く自分の思い通りにはなかなかいきません。自分の信じたものに突き進むことや自分がやりたいことを実現するには、自分で責任がとれる立場にいくこと、すなわちそれは起業だと・・・。
そこで自分の強みは何かを考え、コンサルティング会社にいた時にプレゼンテーション資料作成の専門のチームにいたこと、またそれを業務として行うということは他の人にはほとんどない経験であり、自分の強みだと思いました。また在職中に産業カウンセリングや心理学、キャリアカウンセリングの勉強もしていましたので、それを活かして、人の話を聴いて問題解決につなげることを仕事にしたいと思いました。自分のそういった経験や勉強が今の事業のベースになっていますし、その経験や勉強したことを社会に還元したいと思いました。

起業して、仕事と正面から向き合うようになりました。

今、自分がやっていることはすべて自分で決めたことなので、きちんと正面から向き合うことができます。会社員時代は企業に所属しているので、いい経験をさせてもらえる反面、自分が望まない仕事もやらなければなりません。でも今は、自分で決めて受注した仕事ですので、責任をもって期日までに仕上げようというモチベートに繋がりますし、お客様の期待以上のものに仕上げようという気持ちで仕事と向き合っています。

大変だと思うのは、一人で全部やらなければならないことです。経理や営業もしなければなりません。特に営業活動については、自分の提供するサービスを求める人たちに的確に伝えて行かなければなりません。そうしないと発注はこないですからね。
今、お客さまとして一番多いのは昔の仕事の関係者からの紹介です。昔の知り合いは私の実績をもとにして、お客さまを紹介してくれています。過去に頑張ってきたことはきちんと認めてもらえていたという気がします。
あとは、ここにお客さんがいそうだと思う所には意識的にタネを蒔くようにしています。私はこんなこと出来ますと伝えておくと、あるとき突然発注があったりします。

またこの4月に『プレゼン資料作成のツボとコツがゼッタイにわかる本』という本を上梓したのですが、こういった本をだせる人なら大丈夫だろうということで仕事のご依頼をいただくこともあります。ありがたいことに、今はこの本が名刺代わりになっていますね。

『プレゼン資料作成のツボとコツがゼッタイにわかる本』を出版。

本を出すに至った経緯は、まず2年ほど前に「出版オーディション」という公募のイベントがあるのを友人から聞いて知ったことです。残念ながらその時は入賞できませんでしたが、“自分にとって本を出すのは意味があることだ”と感じ、その後出版セミナーに通いました。最後の授業の時にいろいろな出版社に向けてプレゼンテーションをし、そこでは1位通過できましたが実際の出版には至りませんでした。その後、ことあるごとに“本を出したい”と宣言していたら、たまたま知人が今の出版社を紹介してくれて。ちょうど出版社の探していた内容と私の経験が合致したこともあり、話がスムーズに進みました。セミナーに通っていた時に作った出版企画書があったので、話が早かったのだと思います。振り返ると“本を出したい”といつも言っていたこと、“プレゼン資料作成”と内容を具体的に打ち出していたことが良かったのだと思います。

本を出したことで、良質なお仕事が増えました。
たとえば研修をプロデュースする会社からは、こういう本を出している人ということで講師として企業への話を通しやすいと言われました。
また研修講師としての単価もあがりました。今まではこれくらいで出来ますかと金額提示されていたことが、今はいくらでお願いできますかと聞いて頂けるようになりました。
また不特定多数の誰かではなくて、“この本を書いた先生にお願いしたい”というお客さまからの直接依頼に変わりました。それは大きな違いだと思います。

あなたにとって起業とは。

「自分との挑戦、自分との闘い」であり、「楽しい自責の世界」です。私は根が怠け者なのでほっておくと何もしないタイプなのですが(笑)、起業後は、自分が動かなければ何も生まれません。また良いサービスを提供するとお客様が喜んでくださるのを目の当たりにすることができるようになり、自分のサービスを求めている方に向けてその価値を提供すること、それが自分の存在意義だと思うのです。

今後は、多くの人が集まるステーション=場を作りたいと思っています。

「プレゼンステーション」と名乗っているように、多くの人が集まるステーション(=場)を作りたいと思っています。仲間が集まって、視座を高く持って、みんなで成長していき、やがてそこから飛び立っていけるような場です。「プレゼンテーション支援」というビジネスをもっと世の中の人に知ってもらって、それに対して対価を払うことが当たり前になって、それを武器にごはんを食べていける人が増えたらいいなと思いますし、そういう人たちの集まりが作れたらと思います。みんなが仕事やセミナーやカウンセリングなどをできるスペースがあり、多くの人が集うカフェのような場所を持ちたいですね。

あとに続く後輩に応援メッセージをお願いします。

夢は具体的な方が叶います。夢を追っている時というのは漠然としがちですが、それを具体的にしていかなければなりません。具体化していくことでそれを人に話したり、提案・提供したりすることができるようになります。あなたは何ができますかと聞かれた時に、「私はこれができます」と、人とは違った何かが具体的にはっきり言えることがまず第一歩だと思います。

インタビューを終えて

当センターの起業スクールMU★SAKOの卒業生でもある奥秋さん。「プレゼンテーション支援」という専門性の高い分野で活躍されています。お話の中にもあるようにこの春、『プレゼン資料作成のツボとコツがゼッタイにわかる本』を出したことで仕事環境が大きく変わり、仕事の量・質ともによい方向に向かっています。それも「本を出したい」と常に宣言していたこと、そのための勉強・準備を怠らずにいたから、チャンスが来た時にちゃんと捕まえることができたのだと思います。
奥秋さんの本はセンターにもありますので、ご覧になりたい方はどうぞ。いえ、内容がとっても濃いので、プレゼン資料作成に携わる人はぜひ本屋さんで買ってくださいね!
(インタビューア:滝)

 

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