武蔵小山創業支援センターセンター長 藤井あい子による
子育てしながら起業をしたい女性のためのヒント 前編
~ママだからこそできる起業人生を!~メリット・デメリット比較
はじめに
MUSAKO HOUSEでは、新たにインキュベーションマネージャーによる「起業家にちょっと役立つMUSAKOアントレナビ」を発信することになりました。当センターのマネージャーの面々は、それぞれに得意とする分野がありますので個性あふれる、コラムをお届けしてまいります!
さて、初回は、MUSAKO HOUSEセンター長の藤井あい子が担当いたします!女性の起業支援に従事してから約7年、年間200名以上の起業を志す女性の方に出会ってまいりました。女性が起業する姿はたくましく勇ましく、家庭や子育て、介護など様々な状況もはねのけていくつもの顔を持ちながら果敢に挑む女性の素晴らしい姿を傍で拝見しています。
そういう私自身も子供を3人(11歳、9歳、5歳)育てながら仕事をするキャリアウーマンでもあります。
そんな藤井の視点から「子育てしながら起業をしたい女性のためのヒント」を全2回に分けてお届けいたします!
そんな藤井の視点から「子育てしながら起業をしたい女性のためのヒント」を全2回に分けてお届けいたします!
前半は「ママだからこそできる起業人生を!メリットデメリット比較」と題してお届けいたします。
1 | はじめに |
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2 | 女性のお小遣い稼ぎが時代とともに変化?! |
3 | 子育てしながら起業するメリット |
4 | 子育てしながら起業するデメリット |
5 | まとめ |
女性のお小遣い稼ぎが時代とともに変化?!
デジタル化が進む現代社会においては、子育て中の主婦が隙間時間にお金を稼ぐため、以前のようにご近所のスーパーでパートをするというような選択肢の他に、家にいながら得意とすることを活かし、スマホ一つで稼ぐことができる、そんな選択肢が増えてきています。
子供や自分のためにハンドメイドで作っていたものをSNSで発信し、お家にいながらハンドメイド作家になれた!パソコン一つでWebデザインの仕事をはじめた!オンラインツールを使って自宅で講師業を始めた!というような、「雇用されずにお金を稼ぐ女性たち」の話も身近で聞かれるようになりました。
子供や自分のためにハンドメイドで作っていたものをSNSで発信し、お家にいながらハンドメイド作家になれた!パソコン一つでWebデザインの仕事をはじめた!オンラインツールを使って自宅で講師業を始めた!というような、「雇用されずにお金を稼ぐ女性たち」の話も身近で聞かれるようになりました。
子育てしながら起業するメリット
それでは、まずはメリットをお伝えしていきましょう!
その1:時間の自由
メリットの一つ目は自分の働く時間を自由に設計できることでしょう。就労のように、時間的拘束がない分、自由度が高まり、自分でルールを決めることができます。自分や家族のタイミングやペースで仕事をすることができます。
その2:ブランクに左右されない
出産や育児などで一定期間、離職していても、再就職をする際にネックになるようなブランクに左右されず仕事ができることもメリットとして挙げられます。
その3: やりたいことに挑戦できる!
雇われていると、部署異動や上司や会社や組織の方針により、本来やりたいと思っていなかったことをやらざるを得ないシーンもあると思います。起業をするということは、自分のやりたい分野に挑戦できることが最大のメリットと言えます。
子育てしながら起業するデメリット
それでは逆にデメリットはどんなことがあるでしょうか?
その1:生活と仕事のバランスが取りづらい
自分の事業を立ち上げるということは、何時までが就業時間という決まりもありません。
特に創業期は、雇用せず一人でやっている場合も多く、自分自身がいなければ仕事が回らないという状況があります。会社員であれば、子供の体調不良の理由で有休などが使えますが、起業をすれば有休や育休、産休などの取得も基本的にはありません。
女性起業家の中には、分娩台の上でメールのやりとりをしていた方、産後2,3時間でパソコンを開いて業務をしていたなんて言う方もいらっしゃいます。
特に創業期は、雇用せず一人でやっている場合も多く、自分自身がいなければ仕事が回らないという状況があります。会社員であれば、子供の体調不良の理由で有休などが使えますが、起業をすれば有休や育休、産休などの取得も基本的にはありません。
女性起業家の中には、分娩台の上でメールのやりとりをしていた方、産後2,3時間でパソコンを開いて業務をしていたなんて言う方もいらっしゃいます。
その2:最新の技術や情報についていけない場合も
組織に属して仕事をしているよりも、より業界の最新情報をキャッチアップして、時代の先を見ていかなければなりません。また、必要な情報をアップデートするために勉強する時間を設ける必要があるでしょう。
その3:経営の知識不足
個人事業主、法人化する、どちらにしても会計・経理知識を身につける必要があります。その他にも雇用するなら労務の知識、法律の知識など事業以外の経営にまつわる様々な知識を身に着ける、または相談できる専門家を周りに確保する必要があります。
まとめ
子育て中でも自分のビジネスを始めたいと思っている女性は多くいます。しかし、成功するためにはメリットとデメリットを理解し、デメリットをいかにリスクヘッジしていくかが重要となってきます。
実現したいことがある、働き方を選びたいなど様々な理由から、武蔵小山創業支援センターには子育て中に起業を目指す方がたくさんご相談に来られます。
やってみたいことはあるけど・・・毎日、子育てや家事で追われているのに更に起業をするなんて、と思って躊躇している方がいらっしゃいましたら、ぜひ一度、武蔵小山創業支援センターに相談にお越しください!普段は出会えない、同じように起業を志している仲間に出会えます。応援してくれる人にも出会えますよ!
是非とも武蔵小山創業支援センターのような、無料で使える公的機関にいる身近な専門家の支援を上手に利用して起業の実現を目指してください。皆様の夢の実現を応援しています!
実現したいことがある、働き方を選びたいなど様々な理由から、武蔵小山創業支援センターには子育て中に起業を目指す方がたくさんご相談に来られます。
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7月にお届けする「子育てしながら起業をしたい女性のためのヒント 後編」では、子育てしながらワークライフバランスをとって起業するために必要な条件や注意点、実際に子育て中の女性が成功している事例をお伝えしていきます。