VOL.37

 起業のきっかけは突然に、今では世界に一つ!カゴバッグで大人気に

 Un Deruno 貝塚 なおこさん

 ・事業所名:Un Deruno
 ・創立年月:2021年 8月
 ・URL:https://iamkagobag2012.amebaownd.com/
 ・事業内容:世界に一つ!Wan Derunoカゴバッグ販売

起業のきっかけ

 子育て中に趣味の延長で、自宅でカゴバッグの編み物教室やCreemaの主催するハンドメイドインジャパンフェスにてカゴバッグの販売を行っていました。また、書籍『3時間でできるカゴバッグ』を出版しましたが、コロナ禍でプロモーション活動もできず、苦労して作った割に私生活に変化がありませんでした。そんな時、ご近所で同じ年の子供を抱えながらアクセサリー制作販売をされている方を見て、私も頑張らなくちゃという気持ちになりました。
 

武蔵小山創業支援センターとの出会い

 MUSAKO HOUSEを知ったきっかけは、当時、武蔵小山創業支援センター1階が、リニューアル前の個店のチャレンジショップだった頃に出店者のお手伝いをしたことでした。その時に『私もワークショップをやってみたい』と思い、MUSAKO HOUSE事務局で施設の使用方法を教えてもらい、ユーザー登録をしました。ちょうどどこかで出店したいと思っていたところ、毎週届くメルマガで、テストマーケティングイベント『羽ばたけ!アントレーヌ』の出店者募集を見つけ、応募しました。しかし、新型コロナ感染症の影響により、2021年の対面での『羽ばたけ!アントレーヌ』は中止となりました。

チャレンジショップ出店に挑戦!

 『羽ばたけ!アントレーヌ』は中止になりましたが、センターでリニューアルしたチャレンジショップの出店募集が出ていることを知りました。どこかで出店したいという思いは変わらずあったことや、事務局の方に応募してみないかと声をかけてもらったことがきっかけで、ダメもとでチャレンジしてみることにしました。しかし、申請書類の作成が初めてでとても難しく、苦労しました。その後の面接選考では、『いつ起業する予定ですか?』という質問に『いつすればいいか分からないです。』と正直に答えたら、『6か月チャレンジしてみて、事業として成り立ちそうだったら、その時に開業届を出すのもいいんじゃないですか』と言っていただけました。また、子供が保育園に入っていなかったこともあり、まずは、6か月入居することになりました。そして入居後、事業としてやっていけると自信がついたので、6か月後に開業届を提出いたしました。

チャレンジショップに出店してみて

 お店のディスプレイやポップやチラシ作り、接客など、全てが初めてで、その日その日をやっていくのが精一杯でした。販売のテストマーケティングのため、カゴバッグ販売をメインで考えていましたが、コラボレーションスペースを利用できるとのことで、ワークショップを開催したら、思いのほか需要がありびっくりしました。どんなものが作りたいか?というご意見も直接聞くことができ、課題のレパートリーも増えました。販売面では、商品ラインナップとしては、いわゆる「夏に持つカゴバッグ」を編んで販売していました。ですが商品の制作が間に合わず、自分の愛犬をモチーフにしたカゴバッグも隙間を埋めるために展示していました。すると、たまたま愛犬家のお客様の目に付いて『うちの子のカゴバッグも作ってほしい』とオーダーをいただきました。完成までは時間がかかりお客様の愛犬に似せるために、いろいろな素材を仕入れたり、実際の毛色に近づけるために何度も作り直したりと、試行錯誤の繰り返しでした。そうしてようやく出来上がったカゴバッグをインスタグラムに投稿したところ、沢山の方からの反応があり、毎日のように問い合わせがくるようになりました。そこで担当マネージャーから、商品を普通のカゴバッグから、犬のモチーフのカゴバッグに絞りこんでみては?と、ご提案をいただき、お店には犬のカゴバッグばかりを陳列しました。ここから、現在の『世界に一つ!Wan Derunoカゴバッグ』が生まれました。起業してから今までいろいろ学びましたが、『ターゲットを決めて商品を絞り込み、セールスポイントを明確にし、集客をする』ということが、ここでようやく結び付きました。最初は、絞り込む事に不安を感じていましたが、思い切って絞り込んで良かったと思います。そして、チャレンジショップでは、お客様の生の反応が見られる!生の声が聞ける!生の喜びが感じられる!と、とても良い経験ができました。


 

現在について

その後、『羽ばたけ!アントレーヌ』のビジネスブースにも出店しました。また、チャレンジショップで一緒に出店していたRIELE 山﨑さんからPOPUPに一緒に出店してみないかと声をかけてもらったことがきっかけで、東急プラザ銀座や有楽町マルイなどいろいろなPOPUPやマルシェに出店し始めました。直近では、2023年3月に東京駅のエキュートに出店しました。1週間ほどでしたが、インスタを見た多くのお客様がご来店され、既成品のご購入やオーダーをいただきました。

 

今後の展開

 ようやく事業のカタチができたので、数量限定で受注を受け、ひとりひとりのお客様が喜んでくださるよう、さらに技術を高め、商品の提供をしていきたいです。あとは家族との時間も大事なので、無理をせず事業を進めていきたいと思っています。お客様の生の反応も見たいので、年に一度ぐらいはどこかのPOPUPに出店をして少しずつ認知度も上げていきたいと考えています。また、子供が成長したら、事業も少しずつ大きくしていきたいです。そのためにも、今はアルバイトさんが2名いますが、さらに作れる人を育てていきたいです。自分に何かがあったときのことも考えて、必要だと思っています。
 

インタビューを終えて

起業のきっかけが、「子育て中のママさんがこんなに頑張っているから、私にもできる!私も頑張る!」という気持ちを持ったということが原動力になっていることがよく伝わってきました。また、チャレンジショップに出店当初は右も左もわからない状態でしたが、何とかしなくてはという試行錯誤の連続から軸が決まったことは、決断と行動力があったことからだと思います。今は、子育てや介護などご家族が中心となっていますが、将来も見据えていらっしゃるので、今後の事業展開が楽しみです。
(インタビュアー:石井)

 

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